一般社団法人 大阪大学工業会 会 長 豊田 政男 工業会会員の皆様、平素は工業会にご理解ご協力ご支援を賜り有難う御座います。 皆様のご支援、ご尽力のお陰で昨年度末公益目的財産（注）がゼロになり、総務省への報告承認義務が不要となりました。 したがって、工業会の事業内容の見直し、変更、新規立ち上げ、廃止が可能となりましたことをご報告申し上げます。 一方、本工業会の収支は、ここ３０年ほどは支出が上回る結果となっており、この機会に工業会が開催するイベント等施策 の内容を見直すとともに、会員サービスの効率的充実化を目指す検討を現在進めております。 この見直しの中で、会員と工業会との接点の役割を果たしております工業会誌は、印刷物としての経費（約800万円/年）で 大きな負担となっております。このような状況を踏まえ、理事会及び企画・展望ワーキング、編集委員会で検討いたしました 結果、当分の間年間４回の発行を２回（４月号、１０月号）にすることに決定いたしました。 近年入会者が減っているのが収支悪化の原因ですが、入会者の増強を図るためにも工業会を魅力あるものにすることが必要で あります。会員の皆様との接点や各種活動の見える化については、工業会として新たに会員間、あるいは会員と学生間の交流の場 としてのプラットホームをWEB上に構築することを検討しており、より良い形での同窓会活動に繋がるような企画にすることを進 めております。 会員の皆様にはご不便をおかけいたしますが、工業会誌発行を年２回とすることへのご理解をいただきたくお願い申し上げます。 （注） 公益目的財産とは、公益法人認定法で法人が公益に使うべき財産で、工業会が公益社団法人の際（昭和４６年３月（１９７１年） から平成２４年３月（２０１２年））に得た財産で、公益事業にのみ使用が許される。公益法人から一般法人に移行した際に実施 することを決めた公益事業の内容変更も総務省の許可が必要。年一度総務省に決算を詳細に報告し、承認を得るように義務付け られている財産。